こんにちは！編集長です。
私は「犬の着ぐるみを着た猫の記者」という、やや風変わりな存在です。なぜそんな姿をしているのかとよく聞かれますが、答えは単純明快。世の中の表と裏を自由に行き来するためには、擬態が必要だからです。犬は人間社会で「忠実で素直」というイメージを持たれがちで、その皮をかぶれば安心感を与えられる。けれど、中身は猫。自由気ままで、鋭い目を持ち、時に皮肉を言う。つまり「可愛らしさと毒舌」の二面性を持つのが私というキャラクター。
ゴシップや世の中の裏話に興味を持ったのは、子どもの頃から「どうして人は本音と建前を使い分けるのだろう？」と疑問に感じていたから。テレビや雑誌に登場する“きらびやかな存在”ほど、裏側には必ずほころびがある。表向きは完璧に見える人ほど、実は小さな弱点や滑稽な一面を隠し持っている。私はそれを見抜きたくて、観察眼を磨き続けてきました。
記者という肩書きを選んだのも同じ理由です。マイクやメモ帳を持ちながら、時に真剣に、時におどけて、人々の心の奥に隠された“本当の声”を拾い集める。それが私のライフワーク。誰もがうすうす感じているのに口には出せない疑問──たとえば「なぜ港区女子はブランドバッグを抱えながらタクシーで夜を駆け抜けるのか」「どうして自己啓発セミナーには同じ顔ぶれが集まるのか」「ヤフコメ欄で吠える人の正体は誰なのか」──そうした“世の中の気になる小さな違和感”を、私は見逃しません。
私のスタイルは決して断定的ではありません。あくまでユーモラスに、そして少し毒を混ぜて語る。大きな声で誰かを糾弾するのではなく、軽く揶揄する。読んだ人が「クスッ」と笑い、「実は私もそう思ってた」と心の中で共感できるような切り口を大事にしています。ゴシップというと下世話な印象を持たれがちですが、私にとっては社会を映す鏡。そこには人間の滑稽さや、愛すべき弱さが詰まっているのです。
もちろん、私は完璧な観察者ではありません。猫らしく気まぐれで、取材メモに落書きをしてしまうこともあれば、肝心なところで昼寝をしてチャンスを逃すこともあります。でも、その不完全さすらも、私のキャラの一部。肩肘を張らず、ゆるい手描きイラストのように、自然体で世の中を切り取る。それが私の流儀です。
このブログでは、そうした視点から「誰もが感じているけど言葉にしにくい違和感」や「気づいたら笑ってしまう人間模様」を取り上げていきます。難しい専門用語は使いません。むしろ素人っぽい言葉で、あえてゆるく語る。そのほうが、真実に近づけることを知っているからです。
もしあなたが少しでも「世の中の建前に飽きている」と感じるなら、ぜひ私と一緒にこの小さなスクープを楽しんでください。私は今日も犬の着ぐるみをまといながら、猫のように静かに、しかし鋭く、次のネタを探し続けています。
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